あなたは夏至祭には何をしますか?


北欧大好きサル美&アキ男のふたりが、街でみかけたちょっと気になる北欧を紹介するこのコーナー。今回は、日本でも体験できる夏至祭のイベントを紹介します。

アキ男:サル美ちゃん!

サル美:アキ男---っ!★$:#&/@〒-%$.?..*?@♨︎-⌘


アキ男:サ、サル美ちゃん?もしかして酔ってる?


サル美:ううん。酔っぱらう練習。ユハンヌス、楽しみだなぁ〜


アキ男:そっか、もうじきユハンヌス、つまり夏至祭だね。夏の到来をみんなでお祝いする、いかにも冬の長い北欧らしいお祭りだよね。たしか今年は6月22日の土曜日、ちなみにこの日は首都のヘルシンキでも昼の時間が19時間近くあるらしいよ。


サル美:白夜って、なんか響きからして素敵じゃない?しかも、ユハンヌスの前夜には湖のほとりでコッコという焚き火をして夜更けまで過ごすんだって。ロマンティックが止まらないよね〜


アキ男:サル美ちゃん、歳いくつだっけ??


サル美:それにね、日本でもフィンランドでも祭にゃ酒がつきもんでごわす。お友達の話では、毎年酔っぱらいが湖で溺れ死んだりするんですって。私も酔うと道頓堀にダイブしたくなっちゃう方だから、気持ち分かるな〜。高揚感、みたいな?


アキ男:分かるんだ……。てか、サル美ちゃんパリピか。

そんなサル美ちゃんにちょうどおすすめの夏至祭のイベントが、江東区立若洲公園であるよ。その名も「JUOPPOLALLI〜酔っ払いの夏至祭」っていうんだ。フィンランド大好きな楽しい人たちが集まって、焚き火!BBQ!フィンランドのお酒!で陽気に盛り上がるんだって。参加すればフィンランド好きの輪が一気に広がりそうだね。要事前申込みなのでウェブサイトをまずは確認すべし。

サル美:$:#&/@〒-%$.?..*?@♨︎-⌘(行く、それ絶対行く)

ところでアキ男さん、Mitä sinä teet Juhannuksena?(アナタハ夏至祭ニハ何ヲシマスカ?)

アキ男:サル美ちゃん、うかつにフィンランド語なんて使って間違ってたら恥をかくよ。噂によると、このブログ、フィンランドに住んでいる人にも結構読まれているらしいぞ。うーん、そうだな、東京はこの時期梅雨で鬱陶しいから、せめて爽やかな高原で北欧の夏の空気を感じたりしたいかな。なんでも、軽井沢の「ルオムの森」というところでも夏至祭のイベントがあるらしいんだよ。


サル美:ル……?オウム(王蟲)

アキ男:サル美ちゃん、それは風の谷のナウシ……

サル美:バルス!!

アキ男:わっ!ビックリするじゃないか!ルオムというのはフィンランド語で「オーガニック」っていう意味なんだけど、そこから転じてそういった自然に寄り添ったライフスタイル全般を指して言われたりもするらしいよ。

サル美:へぇ〜メモメモ。で、その「ルオムの森」ではどんな夏至祭が開かれるのかしら?

アキ男:「緑気持ちいい森の中、不思議な縁(えん)で届いたフィンランドの糸車を使って、大正時代に建てられた洋館の中、糸つむぎのワークショップや北欧ラップランドのフォトスライドショーなど、ランチビュッフェを食べながらお楽しみいただけます」ます!

サル美:それ、前回私が使った手じゃない。ま、いいか。先着20名ということは早めにウェブサイトから申し込んだ方がよさそうね。森の中の洋館で糸をつむぐなんて、前世は北欧の少女と言われた私にぴったり。

アキ男:それ、誰に言われたの?

サル美:北千住の母。すごいんだよ、前なんて昼ごはんにペヤング食べたこと当てられて驚いちゃった。

アキ男:それ、言いにくいんだけど、もしかして歯に青のりが付いてたんじゃない?

サル美:$:#&/@〒-%$.?..*?@♨︎-⌘


サル美からひとこと
日本にいると太陽のありがたさとかつい忘れてしまいがちだけれど、一年に一度夏至の日くらいは太陽の恵みに感謝を捧げたいものですよね。あと、飲酒は他人に迷惑をかけない程度にネ!

アキ男からひとこと
前回の記事がかなりアレだったので、まさか2回連続で登場させられるとは思いませんでした。たぶん、過去の記事の中でいちばんPVがよかったので管理人が気をよくしたんだと思いますが「二匹目のドジョウ」はいないと言いたいですね。あと、嫌がられるかもしれませんが、これ、「エクスプレスフィンランド語」の松村一登先生へのオマージュです。

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