ついに缶コーヒーの世界にも「北欧」の波が?!


北欧大好きサル美&アキ男が、街でみかけたちょっと気になる「北欧」をレポートするこのコーナー。今回は、ポッカサッポロフード&ビバレッジさんから出ている北欧スタイルのボトル缶コーヒーの登場です。

サル美:あ!アキ男くん!

アキ男:モイ!サル美ちゃん。どうしたの?珍しいね、缶コーヒーなんて持って。

サル美:うん、大きく「北欧」って書いてあるし、それにデザインもちょっとレトロな雰囲気で可愛かったからつい買っちゃった。

アキ男:たしかに缶コーヒーっぽくないね。缶コーヒーっていうと、ふつうはボスとかファイヤーとか男っぽいというかおっさんぽいというか、なんか長渕とかが飲んでいそうなイメージだけど、これはむしろ女子とか若者を意識してるって感じがするね。それはそうと、北欧コーヒーってどういうこと?!

サル美:「北欧諸国はコーヒー先進国と言われており、コーヒー豆本来の甘みや酸味を味わえるよう、こだわりの豆を浅煎り焙煎で仕上げ、フルーティーな味わいと香りを楽しむ文化があります。そんな北欧コーヒーをイメージして、浅煎りの北欧スタイルの焙煎豆で仕上げた北欧ブラックコーヒーです」。です!

アキ男:まさかの棒読みか!そういえば、フィンランドは一人あたりのコーヒー消費量が実質「世界第1位」って聞いたことがあるよ。1日にひとり3、4杯コーヒーを飲んでる計算になるんだってさ。

サル美:へぇ〜。スウェーデンに行ったお友達からお土産に北欧紅茶なら貰ったことがあるんだけど、北欧コーヒーも有名なんだね。

アキ男:うん、最近は日本にもノルウェーのフグレンとかフィンランドのロバーツとか、北欧のコーヒーチェーンが進出してるんだ。きっと、この缶コーヒーも商品開発にフグレンとかが関わってたりするんじゃない?

サル美:ううん、安定のカフェ・ド・クリエさんだよ!

アキ男:な、なるほど。サル美ちゃんって相変わらずポジティブ思考だね。ま、たしかに日本人の味の好みは日本のお店の方がよく分かっているかもね。で、飲んでみての感想は?

サル美:え?飲んでないよ。だってほら、私って甘くてタピオカが入ってないと飲めない人じゃないですか。(マックスコーヒーは飲める)

アキ男:ストライクゾーン狭っ!!じゃ、貰うよ。(プシュ!)ふむ、ブラックなのか。

サル美:グラスに注ぐと、色が薄めでちょっと濁っているみたい。

アキ男:うん、もしかしたらフレンチプレスみたいな抽出方法を採用しているのかも。それに思ったよりも、酸味が少ないな。シングルオリジンのエチオピア・モカ浅煎りにしたらもっと酸味が気になりそうなものだけど……。ふむ、実は酸味が苦手って人けっこう多いから、酸味を抑えるためなんらかの操作をしているのかもしれないぞ。軽い口当たり、ほのかな柑橘系の酸味、柔らかな甘み、あとは刈り取ったばかりの干し草の匂いと濡れた仔犬の……

ん?あれ?サル美ちゃん?サル美ちゃーん!!!(サル美、スマホを見ながらゴンチャの列に並んでいる)


アキ男からひとこと
コーヒースタンドで楽しまれているようなタイプのコーヒーが、こんなふうに缶コーヒーとして商品化されているのに驚きました。無糖で軽い味わいなので、お茶感覚でガブガブ飲むのに向いていると思います。酸味はさほど気になりません。

サル美からひとこと
日本に「北欧コーヒー」があるように、北欧に「日本コーヒー」があったら面白いな。マックスコーヒーとかいいんじゃない?


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